若手俳優おたくの随想

わかはいおたくの文字置き場

(オンライン)接触イベント虎の巻

 

こんにちは、とあるおたくです。

突然ですが、接触イベって得意ですか?

今年は例年と異なりオンライン○○なんていうイベントが開催されたりして諸々悩んだ方も多いのではと思います。

加えて毎年恒例ながら、年(度)末に近付くにつれ各所から接触イベどうしようと言う声が聞こえ始めたので触発された次第です。

という訳で本日は接触イベ時の経験談や対応策なんかをだらだら書き連ねていきたいと思います。本題(?)のオンライントークの話は最後にあります。

 

 

接触イベントとは

接触イベントとは若手俳優界隈において、推しと直接交流や会話をすることが出来るイベントを指します。声優界隈だと接近(イベ)と呼んでる人も割といた気がしますが要はそんな感じです。最近ではオンライン上での接触イベント(接触とは…?)なんかもありますが、なんにせよオタクにとって推しぴと対話するそれなりに貴重な機会だったりします。

接触イベは大別するとお見送り/ハイタッチ/握手/お渡し/チェキ辺りになるのではと思います。これらがいくつか組み合わされたり、変則的なイベント(チェキじゃなくてセルフィーになるとか)もあったりしますが、王道はこの辺りだと思うのでそれらに触れていきたいと思います。

 

お見送り

舞台もしくはイベント後、ロビーなどで出演者が参加者をお見送りしてくれるイベントです。衝立代わりに長机設置されがち。シャイなオタクは早足で歩き去ったりしてますがあれは結構悲しいらしいです。

大抵は文字通り秒で終わるので特別気にすることもなんか一発やってやろうみたいなこともしなくていいんじゃないかなぁと思います。

会釈か簡単な挨拶(「楽しかったorありがとう」もしくは「次の回も来るね」的なもの)が出来たら上々じゃないかな〜と個人的には思います。「○○ポーズして!」とかこっちから指ハートとか飛ばしたらポーズ返してくれた!みたいなこともあるしそういうのも楽しいけど、直後の人の持ち時間が減るので恨み買いたくない人はやらないほうが得策だと思います!!!!他担の友達と固まってそれぞれの推しにやってもらう分にはいいのかな〜とか思いますがその辺は自己責任ですね……


ハイタッチ

これも大概秒で終わる。ハイタッチがメインの接触だけでなくお見送りにハイタッチが付随するタイプのものもありますが、ループの可否を除けばどちらもほぼ同じだと思います。従ってお見送り同様ひと言投げ掛けられたら上々って感じでしょうか。ハイタッチ会はループするとどっかで無言の周が出来る気がします。ループ速度がはやすぎるのがいけない。会話はせいぜい1往復かな〜と思います。ある程度のループ人数になったら「最近ハマってる○○!次(の周で)教えて!」なんていう次回持ち越し系会話も出来なくはないですが、自分(と推し)の瞬発力にだいぶ依存する気がします。ループってすればするほど剥がしの時間が短くなりがちなので(……)

俳優によって微動だにしない受け身系・やたら勢いのある体育会系・オタクに力加減を煽ってくる煽り系などと色々なタイプがいる。手握ってくるタイプはリアコ量産系


握手

この辺からもしかしたらちょっとだけ会話時間が増えるかもしれない。剥がしのタイミング次第ではありますが、個人的にはゆっくり話して2往復、お互いテンポよく喋れば3~5往復分喋れるかな〜って感じです。喋るネタがねえよ!!って時は手もしくは〜首元周辺を探すとなにかしら浮かぶ気がします。髪色や衣装、アクセサリーとか褒めたり。まあこれは向こうも同じ手段使いがちなのでありきたりですが無言で終わっちゃうよりはいいかなと思います。

これも俳優によって、試合後の運動部かよみたいな爽やかな握手してくる体育会系・握り返す力がやたら強い握力測定系・両手で包み込んでくるリアコ量産系・唐突に指相撲し始める変化球系などの様々なタイプがいる。


サイン

推しが出版物にサインしてくれるのを眺めるイベントです。偶に私物サインもある。ぶっちゃけ素直に眺めてるオタクは少数派で殆どトーク会と化しています。

自推しのイベントだとサイン会は多分1番長く時間を設けてもらえる接触です。最初の方はお互い慣れていなくてゆっくり3~5往復分の会話でしたが今ではポンポン会話するので7~10往復くらいは普通に喋れます。自推しのところの運営がかなり緩めというのもありますが……質問とかするならサイン会が1番向いていると思います。


チェキ

チェキ単体のイベントに参加したことがないので私が参加したことのあるチェキ〜サイン(orお渡し)の流れで書きます。

若手俳優界隈のチェキ会といえば、写真集やカレンダー、CDなどの発売イベントの一環で行われることが大抵かと思います。その為チェキ(→サイン)→お渡しもしくはチェキ→握手→お渡しが多いのではないかと思います。

その為会話できるのはチェキ以降の段階になり、チェキの際の会話は「○○のポーズしよ!」系がメインになるのではないかなと思います。

若手俳優御用達 HMVさんだと、ざっくり以下の流れになると思います。(発売イベント想定)

 

店内もしくは階段に列形成→スタッフによる枚数確認→「○冊券」などのカードを貰う(→宛名書いてもらう系だとここで宛名記入用の紙も貰う)→開始まで列待機→ブース内で手荷物を置く(置かない場合もある)→推しと対面挨拶→(チェキ→)(サイン→)→お渡し(→チェキ受け取り)→荷物とスタッフ手渡し分の出版物を受け取る

 

HMVさんは1回1回チケ確認やって並び直し(ループ)する形だったと思います。ある程度ループしたところでスタッフからまとめ出しの指示が出ます。まあどこでやっても大抵は同じ流れになるし、並んでしまえば後はベルトコンベア形式で推しの目の前まで出荷されるだけなのでなるようになります。

キャリーケースの扱いは各会場・運営によるので心配なら問い合わせするといいです。一応書店系のイベントでNGなところはなかった気がします。貸会場だけでなく店舗によっては店内発送不可なところもあるので基本持って行って損は無いと思います。

キャリーケースを持ち込む持ち込まないのボーダーラインについてですが、写真集は(大きさ・ページ数次第ですが…)多くは500g前後になると思います。大体の重さ×購入数で計算して、キャリーケースを持っていくかどうか決めるといいと思います。ついでに4.50冊〜受け取る際は諸々の発送方法の上限と総重量を事前に確認しておいたほうがいい気がします。ちょっとの差で料金や発送方法が変わったりしてダルいので……

余談ですが、食べ物専用カメラアプリFoodieのRO03前後のフィルターとチェキの色味が割と近い感じなので手軽に手持ちのスマホからイメトレが出来ます。あとマスク着用で撮る際は黒マスクよりパステルカラーのマスクの方が顔が白飛びしまくらないで済むと思います。

 

オンライントーク

もしくはオンラインミート&グリート、個別トーク会。韓流系だとヨントンなんて呼ばれているみたいですね。

早い話がビデオ通話です。主流なのはzoomかな?運営次第で10秒〜60秒程度と割と幅広く設けられているらしいです。

 

スマホスタンド

まず、スマホ参加なら固定するやつがあるといいです。スリコとかでも売ってます。講義で使う時は画面オフで机の上に置いたまま作業をしていたので気付かなかったのですが、自分の腕を使っていい感じに顔映しながら会話するの無理!!!!出来なくはないですが、300円とかそこらで買えるものなので買ってみてもいいと思います。動画見る時とかにも使えるし。首掛け式スタンドタイプでも変形可能なタイプなら卓上用としても使えるらしいです(友人情報)。


・ライティング

卓上ライトがあるならそれでも事足ります。ただ、女優ライトの方が盛れます。たかだか1回~1分程度とはいえ普段の接触より長いと考えたらそれなりに盛っておきたい気持ちもあります。という訳で私は購入しました、スリコ御大の「ライト付きスマホクリップ式ホルダー」お値段1000円(税抜き)。某密林などにも似たようなものが多々ありましたが1番安価だったのでスリコ公式のこちらにしました。1点難点を挙げるとしたら欠品しがちという点です。何度か公式通販を覗きましたが在庫があったりなかったり結構供給が不安定そうでした。


・メイク

年齢とかお顔立ちとかファッションとか好みとかその他諸々次第ですが盛れるのは地雷もしくは量産メイクです。オフィスメイクマジ盛れねえ~~~~~~!!!!!ナチュラルメイクなんてやつはライティングで掻き消えます。カラコンは透明感ウリのやつとかフチあり系の方が盛れました、黒コンは光が入りにくくて目が死ぬ(個人的見解)

光飛ばしまくるのでシェーディングは割とハッキリめに入れて大丈夫です。チークも普段よりしっかり載せた方が血色感出ます。涙袋は普段の1.2倍にしていいしアイラインは黒でしっかり描いちゃっていいと個人的に思います。あとトップスはなるべく黒系がいいと思います。白系のトップスを着るとzoomのカメラがそっちを頑張って拾っちゃうので顔がぼやっ……とします。

 

・予行練習のやり方

なんだかんだ書きましたが、実際に自分の目で見て調整するのが1番いいですよね。という訳で通話相手を用意することなく自分一人で出来る、最も本番に近い形で予行練習するのに(私の中で)1番手っ取り早い方法です!!もっと効率的なやつがあったらすみません……

zoomアプリを起動して「ミーティング」をタップ→「外見を補正する」を選択(一番下までスクロールするとすぐ見つかると思います)。そうすると内カメが起動するのでそこで諸々の映り具合を確認・調整することが出来ます。

また、iPhoneはzoomの際は特に設定を弄らない限りは縦画面が正位置になります。PCとかのノリでスマホを横向きにして繋げると相手に横向きで表示されてしまうので要注意です。Androidの仕様はちょっと分からないのでGoogle先生に聞いてみてください……

 

・実際にオンライントークをやってみて

オンライントーク会に限った話ではないのですが、やはり通信を介して対話するので若干ラグりますし、テンポは掴みづらいです。普段ベラベラ喋る私もちょっと始めはテンポがわからなくてゆっくり喋っていたら推しぴに「今日なんか元気ないじゃん!?どうしたの!?」って心配されました(とっても元気です)。
とはいえ(まとめ出しを除けば)、普段対面で行われている接触よりも1回に対して比較的長い時間設けられていることから普段時間が足りなくて伝えきれないことがある人なんかにもオススメのイベントなんじゃないかなと思います。
̶ド̶害̶悪̶厄̶介̶オ̶タ̶ク̶思̶考̶の̶私̶的̶に̶は̶ま̶と̶め̶出̶し̶未̶経̶験̶で̶も̶そ̶ん̶な̶に̶お̶喋̶り̶で̶き̶る̶の̶い̶い̶っ̶す̶ね̶…̶…̶み̶た̶い̶な̶思̶い̶も̶あ̶っ̶た̶り̶な̶か̶っ̶た̶り̶し̶ま̶す̶が̶、このご時世で遠征を断念せざるを得ない方なども含め皆が楽しくイベントが出来るのはとても素敵なことなんじゃないかな!?と思います!思いたいです!!!!元気です!!!(?)

あと割と(某演練での某さんを参考にして)フリップ使ったよって友人も多かったです。「○○して!」系の会話がNGでない限りは結構有効なんじゃないかなと思いました。今更ですが、オンライントーク会の私物持ち込み可能な点って結構いいですね。

 

あとがき

以前のエントリーでも少し触れていますが、接触イベで全然緊張しないタイプの人間なので、現場でドキドキしているオタクをみると微笑ましい気持ちになります。まあ同担拒否なので話し掛けないし話し掛けられたくもないんですけど(……)

しかしながら、このご時世で接触イベはなかなか難しく、いざやるにしても衝立越しだったりマスク着用必須だったり、接触時以外の会話厳禁だったりで刑務所に面会にでも来たんかな?状態になりがちで、そんな様子に直面してはリスクを冒してまでこれを今やるべきことなのか?なんてぐるぐる考えたりしてなんとも言えない気持ちになってしまいます。兎にも角にも、1日でもはやくコロナが収束して気兼ねなく舞台やイベントが行えるようになることを切に願うばかりです。

 

 

 

 

 

 

 


おしまい